暖房器具電気代比較!安い暖房器具おすすめは?省エネ対策も伝授♪
朝晩めっきり冷え込んで来ました。
木枯らしが吹くのも間もないでしょう。
ところでこの冬、
部屋を暖かく快適に保つには
暖房器具は不可欠ですが、
準備されましたか?
『“安倍のミックス・新安倍のミックス”で経済を浮揚!』と、
言われても実感が中々わきませんよね。
むしろ消費税増税で物価が上がり、
異常天候で野菜が高騰と
国民生活は厳しさを増しています。
唯一国際的に原油価格が下がり、
灯油・ガソリン価格が下がっているのが救いです。
その様な状況下、
これから冬に向かって
暖房器具による電気代も気になってきます。
冬の家計に響く暖房費に関し、
ライフスタイルに合った暖房器具の選び方
暖房器具のランニングコストについて、
最新のエネルギー価格をベースに考え、
合せて簡単にできる省エネ対策を
まとめて見ました。
- 暖房の基礎知識
1)暖房器具による暖房法には
空気自体を温める「対流熱」を利用する器具:
エアコン・ガスストーブ・
石油ストーブ・ガスファンヒター・
石油ファンヒーターです。
2)暖房器具から出る熱線が
当たることで温まる「輻射熱」を利用する器具:
赤外線電気ストーブ・遠赤外線電気ストーブ・
ハロゲンヒーター・カーボンヒーター・
パネルヒーターです。
輻射熱なので電源を切れば熱線がでません。
3)暖房単価試算(2015年ベース):
電気:25円/KWh 1KWh=860KCal
灯油:1,630円/18L(リットル) 1L=8,871KCal
都市ガス:126円/m3 1m3=9,818KCal
これからKCal当たりの単価は次のようになり、
灯油が一番安く電気が一番高いのです。
電気:0.0291円/KCal、35.8KCal/円
灯油:0.0102円/KCal、98.0KCal/円
都市ガス:0.0128円/KCal、77.9KCal/円
- ライフスタイルに合った暖房器具とは?
この暖房費を節約するためには、
ライフスタイルに合った暖房器具を選び、
一番ランニングコストの安い暖房で冬を乗り切ることが大切です。
1)一人暮らし:
部屋が狭いので輻射熱で温める暖房器具がお勧めです。
特に遠赤外線は輻射熱プラス体内の水分子の振動で温まるので、
経済的かつ効率的です。
エアコンまでは必要ないでしょう。
また電気こたつ・サイズの小さいホットカーペット・
スポット加温できるホットカーペットも
動きが制約されますが、捨てがたい暖房器具です。
長時間暖房と短時間暖房、両者をうまく使い分け利用するのがお勧めです。
2)家族暮らし
部屋全体を暖めるエアコンや、
ガスファンヒーター・石油ファンヒーター・
ホットカーペットなどがおすすめです。
後ほどご説明しますが
エアコンは電気暖房器具なので、
電気代がかさむと思われがちですが、
実は大変効率が良い暖房器具なのです。
3)停電時にも暖が取れる暖房器具は必ず備えること
地震・その他災害等で停電が長引く時があります。
冬は特に乳幼児には致命傷になります。
ファンヒーターでない灯油ストーブもしくは
ガスストーブは小さくても良いので、備えておきたいものです。
- 最新型エアコンの優れたコストパフォーマンス!
エアコンは電気式暖房器具ですが、
電気を熱に変換しているわけではありません。
エアコンの中にはヒートポンプと言って
圧縮機を使って空気を圧縮し、熱を作りこれを暖房(*)
に利用しています。
(*):断熱圧縮といいます。
冷蔵庫は逆の原理、断熱膨張⇒冷房を利用します
最近のエアコンのエネルギー消費効率は
電気をそのまま熱に変換するケースの
5.5倍の暖房能力を出す製品もあります。
即ち電気1Kwh=860KCalなので、
860×5.5=4,730KCalの熱を発生させるのです。
電気代1円当たり35.8KCal×5.5=197KCalと、
灯油・都市ガスも足下にも及びません。
エアコンを常時運転しっ放しにすると、
空気が乾燥しますので調湿には心掛けなければなりません。
しかしガスファンヒーター・石油ファンヒーターの
換気対策・火災対策・一酸化炭素中毒対策・
灯油の入れ替えなど、厄介な問題を考えると格段に優れています。
- その他暖房器具使用時の『知って得する省エネ対策』
暖房器具を使う時、
一寸した工夫・実践で
暖房効果を格段にUPさせる方法があります。
暖房の設定温度を上げるより、はるかに省エネルギー対策ができるのです。
1)体感温度をUPさせる為、重ね着・ひざ掛け・厚手の靴下の着用
部屋が寒かったら、
活動し易い範囲で服を1枚重ね着することです。
“頭寒足熱”といわれるように、
靴下は厚手のものを着用します。
これらは「暖房費ゼロです!」。
2)部屋の暖気の循環を積極的に!
暖かい空気は軽いので上に行きます。
特にストーブ類では顕著です。
ルーバーファン・サーキュレーターを
上部に向けて循環させます。
3)冷気の侵入を遮断
窓からガラス1枚だと冷気が侵入し易く暖房効果が半減します。
ペアガラス・厚手のカーテンで断熱層を作ります。
4)電気こたつ・ホットカーペットの下には断熱シートを!
床は熱が逃げやすく暖房効果が減じられます。
特にマンションに比べ戸建中宅は顕著です。
夏は床が気持ち良いですが、
冬はカーペットを敷き詰めると暖房効果が上がります。
さらに電気こたつ・ホットカーペットの下に
断熱シートを敷くと一層効果が出ます。
少しの工夫で省エネができます。
皆様も試してみてはいかがでしょうか?
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