筍(たけのこ)豆知識!種類と特徴♪その栄養価と選び方!

春は美味しく新鮮な野菜が出始めます。その代表格が「たけのこ」。

成長が早く、10日ほどで竹になるといわれることから「筍」という字があてられました。

独特の旨みがあり、日本料理、中国料理に多く使われています。

 

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・筍の豆知識

筍の旬は3月中旬から出回りますが、美味しい旬は4月~5月。

普段、私たちが食べている筍とは、まだ地面から完全に姿を現していないか、わずかに姿を現した

ばかりの若い竹の“幹”の部分をいいます。4月頃、関東では、孟宗竹(モウソウチク)という

品種の筍が多く出回ります。この時期に収穫された筍は、一般に苦味やアクが少ないのです。

筍は、そのまま置いておくと硬くなり旨みがなくなりますので、買ってきたらすぐ調理しましょう。

 

・筍の種類と特徴

筍の種類は、約70種類程もあります。主な種類と特徴、産地をあげてみました。

 

☆孟宗竹

皮に黒斑点があり、茶色ビロードのような毛が生えているのが特徴で、最も味が良く、筍の

代表格です。

九州から東北南部まで採れますが、土地により品質に差が生じ、味の良さで定評があるのは

京都産のものです。肉厚で、実は白く柔らかで、甘味を含んだ独特の旨みと、歯ごたえが

あります。お吸い物や和え物、煮物、揚げ物など幅広く利用できます。

 

☆淡竹(はちく)

5月頃、九州や関西地方から出回ります。耐寒性もあり、北は北海道南部まで栽培されています。

皮の色は赤紫色、茎は淡い緑色で白い粉がふいています。肉質が薄く、えぐみが少ない淡白な

味です。

☆真竹(まだけ)

5月下旬~6月頃、孟宗竹がすっかり竹になった頃に出回ります。関西、特に京都に多い種です。

中国原産ですが、日本に野生のものが自生していたとも言われています。皮は毛が無く黒い斑点

があり、肉質はやや硬め、あくが強く、苦味もありますが、茹でて食べると味は良いです。

また、民芸品や包装用にも用いられています。

 

☆根曲がり竹 別名:千島笹(ちしまざさ)、篠竹(すすだけ)

日本特産の笹で、東北、北海道などが主な産地。地方により呼び名はさまざまです。根元で

茎が湾曲して立ちあがるために根曲がり竹の名があります。太さは1~2cm、丈は5~15cm

ぐらいで、山菜として出されることが多いようです。根元はやや固いですが、中身は白くて

独特の風味と歯ごたえが味わえます。市場に出回るものは殆どがハウス栽培で、自生する

ものは掘り出されてすぐに産地の朝市などに並びます。また瓶詰めなどにもされています。

 

・筍の栄養価

筍は、たんぱく質が豊富で、ビタミンB1、B2、ミネラルも多く含みます。

また食物繊維が豊富なため、便秘や大腸がんなどの予防に効果的だとされており、水分を吸収

して膨らみ満腹感を与える作用から、ダイエット食としても良いといわれています。

旨み成分は、グルタミン酸やチロシン、アスパラギン酸などのアミノ酸によるものです。

ゆで筍の白い粒々はチロシンで人体に害はありません。

 

☆大腸がんの予防や便秘の改善

豊富な食物繊維は、便秘の予防・改善だけでなく、大腸がんの予防やコレステロールの吸収を

抑え、体外に排出してくれるという効果があります。

 

☆疲労回復

旨み成分の一つであるアスパラギン酸は、グリーンアスパラガスなどにも含まれる成分で、

疲労回復に効果があります。

 

<注意>筍は精が強い食物ですが、食べ過ぎが原因で吹き出ものやアレルギーに似た症状を起こす

こともあります。これはコリンやノイリンという物質が原因といわれています。食べ過ぎ

には注意しましょう。

・よい筍の選び方

筍は鮮度が命です。皮に艶があり、うぶ毛の揃った、切り口のみずみずしいものを選びましょう。

大きさの割に軽いものは水分が無くなり、鮮度が落ちています。

また穂先が黄色でなく緑色になっているものは、育ちすぎでえぐみが強いので避けましょう。

 

孟宗竹の場合は、形がずんぐりとした釣鐘型もので、外皮は薄茶色でしっとりとしていて先端は

黄色く、切り口が白いものが良いです。根元の赤い粒々が小さくて少ないものほどやわらかいです。

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