八十八夜の意味とは?2015はいつ?お茶摘みとの関係を教えます♪

唱歌『茶摘み』に歌われる《八十八夜》ですが、カレンダー上ではいつ頃のことなのでしょうか。茶摘みが行われる頃だから、さわやかな季節だったような・・・というくらいしか記憶にない方も多いと思います。それに、この《八十八夜》と《茶摘み》にはどんな関係があるのでしょう。

 

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《八十八夜》とは

《八十八夜》とは、〔節分〕〔入梅〕〔二百十日〕〔土用〕〔彼岸〕など【雑節】といわれるもののひとつで、【二十四節気】の中の【立春】を1日目として88日目の日をいいます。

ここで少し説明しますと…【二十四節気】とは中国で考案された季節の区分方法ですが、その区分では日本の気候に合わないところがあったため、それを補足するために【雑節】として先ほど書いた〔節分〕〔二百十日〕などの区分けを取り入れました。

ということで、2015年は【立春】が〈2月4日〉でしたから、その日を1日目として88日目の〈5月2日〉が【八十八夜】ということになります。

 

《八十八夜》はどんなことをする日なのでしょうか

《八十八夜》は、春から夏に移る節目の日ということで、『夏への準備をする日』という意味があります。縁起のいい日でもありますから、この日に夏に使う食器を出したり、カーペットなどを夏物に変えると気分も変わってこれから来る梅雨も快適に過ごせるかもしれませんね。

また、霜も降りなくなり気候が安定する頃ですから、農作業では〈苗代のもみまき〉や〈蚕のはきたて〉〈茶摘み〉などをやる目安になる日でもあります。しかし、『八十八夜の忘れ霜』などという言葉もあり、安定していると思っていると急に気温が下がって霜が降り、農作物や果樹に思いがけぬ被害への警戒も忘れてはいけないもののようです。お茶の新芽や出てきたばかりの農作物の芽に霜があたってダメになってしまうと大変ですからね。

「八十八」という字を組み合わせると「米」という字になることから、農業をやっていらっしゃる方々には特別重要な日とされてきたのもよくわかります。

 

茶摘み

唱歌『茶摘み』の影響は大きくて、《八十八夜》には茶摘みをするんだなぁと考えてしまいますが、実際には気温などの差がありますから産地によって時期はいろいろ異なります。だいたい《八十八夜》の時期に茶摘みを始めるところはだいたい関西のあたりというのが多いようですが、その年によっても違いますから一概には言えません。

《八十八夜》に摘まれたお茶が、一般に《新茶》といわれます。お茶の新芽には前の年の秋から冬を越えて蓄えられてきた成分(特にテアニンという成分が二番茶よりも豊富に含まれているということです)がたくさん入っています。このテアニンはリラックス効果や集中力を高める効果があるそうですよ。

いまは普通に飲んでいるお茶、その歴史は1200年以上もあるのですが、庶民が飲むようになったのは江戸時代からとも大正時代からともいわれています。

 

今年は香り高い新茶を飲んで、ゆったりとリラックスしませんか。茶柱が立つと(といっても昨今は急須から茶柱やお茶の葉が出てくることはめったになくなりましたが)いいことがあるかもしれませんね。

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