せあかごけぐも いこう

近年、話題になっているセアカゴケグモをご存知ですか。毒を持っているのはメスだけで、体長は約0,7~1,0cm全体に黒色で背中に赤い模様があるのが特徴です。攻撃性はないと言われますが、毒グモですから咬まれると危険です。見つけたら絶対に素手で触らず、すぐに踏み潰すか殺虫剤で駆除しましょう。また卵や孵化した子どもを見つけた時も同様にしっかり全部踏み潰して駆除しましょう。くれぐれも素手では触れないように注意しましょう。自治体によっては報告を促しているところもありますから、お住まいの自治体のホームページで調べるか、保健所に尋ねてみましょう。

 

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咬まれたときの症状は

咬まれた瞬間は針で刺されたような痛みがあります。ほとんど感じない人もいるようですが、30~60分くらいで鈍い痛みがあらわれ、次第に痛みが強くなっていきます。症状は《熱感》《赤み》《腫れ》《発疹》《発汗》などがありますが、一番の特徴は『痛み』です。この痛みや他の症状はまず咬まれた箇所周辺に始まり、その後咬まれた四肢のいずれか全体(右腕を咬まれたら右腕全体)に広がりますが、最終的には咬まれた箇所の近くのリンパ節が腫れて痛みます。たいていは局所の症状だけで、全身症状が出るのは1~2割。主に乳幼児や高齢者、虚弱体質の方などです。特に乳幼児が咬まれると、間欠的にけいれんすることもありますし、症状の進行が早く重症になりやすいので注意が必要です。強い腹痛もあります。乳幼児で、熱がないのに強い痛みが突然おこり、局所の発疹や明らかな頻脈がみられる場合はセアカゴケグモの毒によるものだと考えて間違いないでしょう。すぐに病院へ行ってください。

腕など上肢を咬まれた場合は、強い痛みが顔、首、胸に生じるので胸の痛みが心臓発作と間違われることもあります。下肢を咬まれた場合は、強い痛みがお腹にあらわれます。お腹は身体のどの部分を咬まれた場合も痛みが出やすい場所です。

通常は数時間~数日で症状は軽くなりますが、重症化した場合は『抗毒素血清』による治療が必要ですから、咬まれたとわかったらひどくなくてもまず病院で診てもらった方がいいでしょう。

 

応急手当

咬まれたとわかったら『温水や石けん水で傷口をやさしく洗い流す』といいでしょう。ごしごし洗ってはいけません。また、『傷口や痛むところは氷で冷やす』と痛みが和らぎますから、その間に受診するといいでしょう。

 

セアカゴケグモがいそうな場所

家の周りでは、プランターの底や持ち手部分、エアコンの室外機の裏、庭に置いた靴の中、普段使っていない自転車、車のタイヤ周りやバンパーの裏などあらゆる窪みや物の裏側、隙間などに巣を作ります。公園などは、すべり台裏側や階段、ベンチの裏、自動販売機の周り等によくいます。屋外の日当たりのいい暖かい場所に多く生息しています。

クモを見かけたら絶対に素手では触らず殺虫剤をかけるか、踏み潰して駆除しましょう。

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