秋 読書

暑くて何もしたくない夏が終わると、過ごしやすい秋がやってきます。食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、となんとかの「秋」という言葉がたくさんありますが、涼しくなって食欲も出てくるし、体育の日があるのでスポーツがさかんなのも納得でありますが、そもそも、なぜ秋に“読書”なのでしょうか?

 

 

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読書の秋の由来

「なんとかの秋」と言われるようになったのは、大正時代以降のようですが、読書の秋についてはこう言われています。中国の唐の時代、韓癒(かんゆ)という詩人がいました。その詩人が残した詩の一節「燈火親しむべし」の意味が、「秋の夜長は涼しくて過ごしやすい、読書に適している」と解釈されていて、この詩を夏目漱石が小説「三四郎」に引用したことから広まったと言われています。そして読書に適した気温になることも挙げられます。人が集中できる気温は18度前後と言われていて、暑すぎず、寒すぎない秋の気候が、読書には最適な季節だと考えられているのです。

 

この秋におすすめの書籍

読書の秋の由来がわかったところで、読書に慣れていない人のために、おすすめの書籍を挙げてみたいと思います。

まず、短編からスタートしてみると意外といけるかもしれませんので、有川浩の「阪急電車」をおすすめします。15分という、阪急電車の片道で起きる奇跡の短編です。気負いなく読めると思うのでおすすめです。また、時代のニーズに合わせるなら、テレビドラマ「半沢直樹」で脚光を浴びた池井戸潤の小説はいかがでしょうか?銀行を題材にした小説がいくつか出ているので、その中から選んでみるのも楽しいかと思います。歴史好きな方には、司馬遼太郎がおすすめです。史実に基づいていながらもとても読むやすい歴史小説です。私は「項羽と劉邦」をおすすめします。中国の壮大な歴史、あの広大な土地で繰り広げられる戦いなどが丁寧に描かれていて、超長編の「三国志」を読む前の読書練習にもなるし、とてもよいと思います。また、ロシア文学も秋の夜長には向いていると思います。「アンナ・カレーニナ」や「罪と罰」など、典型的なロシア文学に触れてみるのもよい経験ではないでしょうか?

 

 
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小説以外でしたら、紀伊国屋書店のスタッフが推薦する「マップス・新・世界図絵」が面白そうです。子供から大人までが世界をわかるようになっている1冊で、大人も夢中になれるみたいです。

 

今年の秋は読書を満喫

ピース又吉直樹が芥川賞を受賞し、受賞作「火花」を手にした方も多いと思います。お笑い芸人が偉大な賞を受賞したことで、読書というものが身近に感じられるようになった人もいるのではないでしょうか?今年の秋は、自分の見つけた本を手に、読書の秋を満喫してみてはいかがでしょうか?

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