子供の肥満

 

子どもの肥満は、いまや社会問題になりつつあるほど進んできています。ここ30年ほどの間に肥満傾向の子どもたちは2~3倍にもなっています。生活リズムや生活環境が大きく変化してきているのを考えると当然の結果とも捉えられますが、親の対応によって改善される余地はまだまだあります。肥満まではいかなくてちょっとぽっちゃり程度で済んでいる内に、親子で一緒に生活改善に取り組んでみませんか。

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なぜ子どもの肥満が増加しているのか

社会の変化に伴う生活リズム、食、生活習慣などの変化は子どもたちの成長に大きく影響を及ぼしています。共働き世帯の増加、子どもの習い事や塾などは生活リズムを夜型にしてしまうことにつながりますし、時間をかけてごはんを作る時間がなく外食やお惣菜などが増えることで栄養が偏ることになりがちです。子どもたちは外で遊ぶことや歩くことで自然に身体を動かし運動できていましたが、最近はそういう環境も少なくなってきています。時間に追われていることもさることながら、いつなにが起こるかわからない状況の中で、子どもだけで外に出すこともできなくなっている現代では仕方のないことかもしれません。しかし、だからと言ってそのまま肥満につながるような生活に甘んじるわけにはいきません。子どもでも肥満傾向や肥満であれば、内臓脂肪が原因となる生活習慣病になり動脈硬化の心配だって出てくるのです。過食や偏食を減らし、間食のあり方をしっかり考えて与え、十分な運動をやらせることで肥満の解消や改善はできます。

 

まず始めたい食生活の改善

なにより食事で一番考えないといけないことは、摂取カロリーです。いま世界でも注目されている《和食》の基本である『一汁三菜』はとても優れています

《主食》の炭水化物は、パンや麺類ではなくごはんがおすすめです。それも雑穀米や玄米などは食物繊維やミネラルも豊富に含んでいますし、よく噛むことにつながりますから満腹感を得られやすいという面からも特におすすめしたいものです。《汁物》は必ず一緒に摂りましょう。特にみそ汁は腸の調子を整えてくれますからいいですね。菜》のうち、たんぱく源はなるべく魚を利用しましょう。お肉であれば皮をはずした鶏肉がベストです。他にもお豆腐など大豆が原料のもの、乳製品などもいいですね。毎日使うものを変えて、楽しい食卓にしたいものです。〔野菜〕をサラダや酢の物などでたっぷり使い、お肉やお魚には必ず添えましょう。全般的に塩分は控えめに作るとより効果的です。〔くだもの〕は意外と糖分を多く含んでいるので、たくさん食べ過ぎないように量を考えて食べましょう。また、どうしても外食やお惣菜を利用しないといけない時には、なるべくカロリーが少なくボリュームがある和食を選ぶように心がけましょう。そして、とても大事なのは【なるべく同じ時間に食べる】ことです。規則正しい生活をすることが大事なのです。このようなことを考えながら、子どもさんと一緒に《我が家のダイエットレシピ》を作り上げていくことで、無理のない対策を実現できることでしょう。

 

控えたいこと・やめなければならないこと

『間食でのスナック菓子、ファストフード、清涼飲料水はきっぱりやめること』飲み物はお茶や水などカロリーが少ないものをじょうずに選んで与えましょう。

『よく噛んで食べること』よく噛んで食べることで満腹感を得られやすいので食べる量を減らすことができます。『腹八分めで』お腹いっぱい食べるのではなく、もうちょっと入るけどなぁ…というところで食事を終えることが大事です。大皿盛りではなく、一人分ずつ分けて盛ると量がわかりやすいです。『偏食はやめること』栄養バランスが悪くなり、肥満の原因になります。材料を工夫してみましょう。『一人で食べさせないこと』楽しくお話しながらの食卓では、早食いを防ぐこともできます。親子のコミュニケーションも取れて一石二鳥ですね。

 

もうひとつ大切な『運動』

子どもたちは成長期にありますから、無理な食事制限をしてはいけません。そこで運動することを取り入れましょう。運動といってもいろいろありますが、なにも激しいスポーツをする必要などないのです。親子で一緒に毎日30分歩いてみるのもいいでしょう。犬のお散歩で運動させるのもいいですね。寝る前やお風呂の前にスクワット何回など時間と回数を決めて取り組むのもいいと思います。とにかく継続させることが大事ですから、最初は低い目標から始めてだんだん増やしていきましょう。家のお手伝いでお風呂掃除などをやってもらうのもいいですね。内臓脂肪の解消には適度は全身運動が最適なのです。長く続けていくことも大切ですから、運動や体重変化などをグラフに書き込んでいくのもいい方法です。親子で一緒に書き込むことできっと励みになるはずです。適度な運動で睡眠にもいい影響が出ることでしょう。睡眠が不足すると、食欲を抑えてくれるホルモンが減って逆に食欲を促すホルモンが増えてしまうことで、とてもお腹がすいた感じがしたり脂っこいものが食べたくなったりします。しっかり寝ることで生活リズムの改善にもつながりますね。

 

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