卒業文集のネタと書き方!将来の夢や思い出の書き出しご紹介♪
まだまだ先だと思っていても、
あっという間に来てしまいます。
文集は作るのにも時間がかかりますから、
作文は早めに取りかかった方がいいですよね。
作文が苦手な子は
特に早めに《テーマ》や《ネタ》を
考えておいた方がいいでしょう。
選ばれることが多いのは《思い出》と《将来の夢》のようです。
特に《思い出》はたくさんの行事から
テーマを絞っていく作業もありますから、大変です。
《将来の夢》を書いてみましょう
明確な夢のない子どもさんもいると思いますが、
夢を持っている子どもさんにとっては
書きやすいテーマだと思います。
しかし、ただ『私は(僕は)将来○○になりたいと思います』
だけでは作文になりませんよね。
なぜその職業につきたいのか、
その職業についたら何をしたいのか、
その職業のことをどうして知ったのか…などなど、
《将来なりたいもの自体》についての記述があると、
文章がふくらみます。
また、その職業につくために
これから自分がやれることはなにか、
夢を実現させるためにこれから
どんな努力をしようと考えているか、
などを書き足すとよりよい作文になっていくでしょう。
《思い出》を書いてみましょう
小学校だと6年間通いますから、
《思い出》も多岐にわたっていると思われます。
『入学式』『クラス替え』『学習発表会』
『通知表』『運動会』『音楽会』『遠足』
『社会科見学』『修学旅行』などなど
本当にたくさんの行事がありますね。
行事でなくても『給食』や『授業参観』なども
テーマにはなります。
その中から一番印象に
残ったものをまず考えてみましょう。
考えついたら、
次はなぜその行事が一番印象に残ったのかを考えます。
するとその答えの中に
本当に書きたいテーマが見えてくると思います。
たとえば、
『友情』『努力』『(友だちや家族などの)やさしさ』『勇気』など、
作文の中心になる部分が
見えてきたらもうあとはどんどん書くだけですね。
書き方について
おおまかに3つの部分に分けてかんがえましょう。
- はじめ》《②なか》《③まとめ》です。
その中で②のなかは具体的な内容を書くのですが、
そこでまた3つくらいの内容を盛り込むと充実します。
たとえば《将来の夢》を書くときには
- はじめ》の部分では
『僕(私)には大きな夢があります。』などと
おおまかな書き出しで
これから書いていく文章の内容を示唆します。
続けて具体的にどんな職業につきたいと思っているのか、
どんな人になりたいと思っているのかを書きます。
次に《②なか》で、
なぜその職業を選んだのかを
3つくらいの観点から書いていきます。
その職業を選んだ理由をいくつか、
その職業で自分はなにをやりたいのか、
なにができるのかなどを思っている通りに書きます。
最後に《③まとめ》で、
その夢をかなえるために
自分がこれからやろうと思っていること、
夢をかなえるぞという強い思いを書いていきます。
このように、まず何を書きたいのかを考え、
それについてなぜ書きたいと思ったのかを考えることで、
自然とテーマが見えてきていい文章が書けるようになるでしょう。
文章を書くのが苦手な子どもさんも、
小学校時代や中学校時代の
最後の長い文章ですから、
しっかりした内容を書いてもらいたいですね。
10年後に読んだときに
その頃の自分がどう考えていたのかがよくわかるように。
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