筍(たけのこ)のあく抜きと保存方法!おすすめ簡単レシピをご紹介!
・筍のあく抜き方法
米ぬか、なければ米のとぎ汁、赤唐辛子(2~3本)を使います。
できるだけ鍋の大きさにあった小ぶりの筍を丸ごと茹でると、春の風味がたっぷり詰まった筍が
できます。
1. ひらひらした皮だけ剥ぎ取って、土などが着いている場合は、タワシで軽く洗います。
鍋が小さい場合は2分割、4分割します。 竹皮には風味が多くあるので、竹皮の風味を
捨てずに竹の子に多くしみこませる為、皮は剥かずに、頭を斜めにカットします。
2. 筍は中に小さな空洞があるので、火の通りを良くするため縦に少し切り込みを入れます。
手で少し切り口を広げ、ゆで汁がしみこみやすくします。
3. 大きい鍋に、筍がかぶる位、水をたっぷり入れ、米ぬかを一握りと、赤唐辛子を2~3本入れ、
沸騰するまで強火にかけます。米ぬかがない場合は、米のとぎ汁でもOKです。
4. 沸騰したら落し蓋をして弱火で約1時間ほど茹でます。
5. 竹串を刺してみて中まで入ればOKです。火を消し、一晩そのまま置きます。
6. 茹で汁が冷えたら、皮を剥いて水洗いして、あく抜きの終了!
・筍の保存方法
筍は生のままおいておくと固くなり、えぐみが増します。保存する場合は必ず、上記のように
下茹でをしてあく抜きをしましょう。
・あく抜き後、水に浸して密封容器に入れ、冷蔵庫で保存します。時々水を入れ替えれば、10日位
持ちます。
・水煮を買ってきたときは、水を張った容器に移し替えて冷蔵庫で保存します。賞味期限内に食べ
きってください。
・食物繊維が多いので、冷凍保存には向きません。解凍するとベタベタになり、食感も風味もかなり
落ちてしまいます。
・筍のおすすめ簡単レシピ
★筍ご飯
<材料> 4~6人分
ゆで筍 1本
米 3合
油揚げ 1枚
☆水 カップ2+1/4 、薄口しょうゆ 45ml 、酒 45ml
塩 小さじ1弱
1. あく抜きした筍を、繊維をたつように、2㎝幅位に切ります。やや厚めに切ると食感も
いいです。
2. 米は洗い、ヒタヒタの水に15分間浸し、ざるに上げてさらに15分間ほどおく。
3. 油揚げはフードプロセッサーにかけて細かくします。熱湯をかけてきつく絞って油抜き
をします。米粒となじむようにごく細かくすると、たけのこの食感が際立ちます。
包丁で刻んでもいいですよ。
4. 炊飯器に2の米と☆、3の油揚げを入れて軽く混ぜ、水加減をします。そして水で洗った
1の筍をのせて普通に炊きます。
5. 炊きあがったら全体をほぐし、器に盛ります。
★若竹煮
<材料> 4人分
ゆで筍 (中ほどの部分) 2本分(500~600g)
わかめ (塩蔵) 60~80g
☆だし 3カップ 、酒1/4カップ、みりん 大さじ1、薄口しょうゆ 大さじ1
昆布 10g
かつお節 (削り節) 20g
1. 筍は繊維が細ければ半分に切って四つ割りに、繊維が太ければ、回しながら7mm厚さの
乱切りにします。
2. わかめは水に浸して塩出しをし、湯でサッとゆでます。湯をきって一口大に切ります。
3. かつお節はガーゼで包み、しっかりと口を縛っておきます。
4. 鍋に1の筍、☆の材料、昆布を入れて火にかけます。
5. フツフツと煮立ってきたら、3のかつお節を加え(追いがつお)、弱火にして少し煮てから
火を止め、そのままおいて味を含ませます。
6. 昆布と追いがつおを取り出し、2のわかめを加えて火にかけ、十分に温かくなったら、
筍とわかめを器に盛り煮汁を注いで完成!
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