乾燥機のメリットとデメリット!縮みやすい素材と元に戻す方法は?
洗濯乾燥機って使ったことありますか?
梅雨の時期などは外干しできないので、利用している人も多いのでは。
実際に使っている人のアンケートでは、手放せない、買って良かった、という声が多いようです。
また、洗濯物を干すものと乾燥機にかけるものは決まって分けている、という人もいます。
乾燥機のメリットとデメリットの声をあげてみます。
☆メリット
・天候に左右されず、洗濯物を乾かすことができる。
・花粉やほこりがつかない。大気汚染が気にならない。
・部屋干しの生乾きのイヤな匂いがない。
・靴下、下着などの細かいものを干す手間がない。
・ふっくら仕上がる。中には柔軟剤要らずな人も。
・高温で乾燥させるのでダニも死滅させることができる。
☆デメリット
・電気代がかかる。
・洗濯物が縮む。
電気代は、省エネ化が進化しているので、新しい乾燥機は電気代が安くなっています。
- なせ乾燥機にかけると縮んじゃうの?
衣類の縮みは、繊維の編み目の配列が崩れてつまる現象です。
衣服の繊維は、製造時に強い力で引っ張ることで作りたい大きさにしています。
しかし洗濯することで繊維が水分を吸収し配列が壊れ、乾燥機にかけると熱で圧縮され、縮んで
しまう、という現象がおきてしまいます。
- 乾燥機をかけると縮みやすい素材は?
天然繊維である、綿・麻・ウール・絹・レーヨンなどは、縮みやすい素材です。
乾燥機にかける場合は低温でかけましょう。
ニット素材のもの(麻・ウール混のもの)は縮みやすいので、さけた方がいいです。
絹、ちりめん素材、皮素材のものは、乾燥機にかけるのは×。
基本は洗濯表示のタグに従うこと。大事な衣類はクリーニングに出すのが無難です。
また、ぬいぐるみやクッションなど、わたが入ったものは中が片寄ったり、乾燥機のトラブル
にもつながりますので、避けましょう。
Tシャツなどで絵柄などがプリントされている衣類は、乾燥機にかけると熱でペッタリくっついて
しまいます。低温乾燥でかけるか、干して乾かします。
洗濯機で乾燥までを自動コースで運転する場合は、洗濯物を入れる前に乾燥機はOKか確認
しましょう。
- 上手に乾燥機を使うには?
乾燥機を使うメリットにあるように、ふっくら仕上がるので、タオル類やシーツを洗濯する時は、
乾燥機の利用価値を十分に感じる人が多いようです。
衣類などは低温乾燥で、乾燥時間を短くするのが鉄則。乾燥フィルターもこまめに目詰まりがないか
チェックしましょう。乾燥機にかけたあとは時間をおかずに取り出し、完全に乾くまで陰干しする
のが一番おすすめです。
- 縮んでしまった衣類を戻す方法は?
乾燥機にかけたせいで衣類が縮んでしまったらショックですよね。お気に入りの洋服だったら
なおさら。そこで、縮んでしまったものを戻す方法を教えましょう。
(全てのものが元通りというわけではありません)
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<用意するもの>
・洗面器などの桶
・コンディショナー(リンス)
※成分表を見て「ジメチオン」が入っているかを確認します。
ジメチコンは油に溶けない成分で、コーティング作用があり繊維を守る働きがあります。
① 桶にぬるま湯を入れる。
② コンディショナーを入れて混ぜ、縮んだものを投入。
③ 30分ほどおきます。
④ すすいだあと、軽く1分位脱水して、陰干しで自然乾燥。干す時は型崩れしないよう、
のばしながら干します。
☆ポイント
水にぬらしたら、あまり動かさないこと!
乾燥機を上手に使うと、洗濯の負担も少なくなります。肌触りの感触も違ってくるので、
ぜひ活用したいものですね。
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