入学祝いの時期と小学・中学の相場は?プレゼントとお返しでは?
4月は入学シーズン。入学祝いを贈ろうと考えている人も多いですよね。
基本的に家族、近い身内、親密な付き合いがある人の間で、お祝いをすることがほとんどです。
職場の同僚や知り合いなどの間で、義理でのやりとりはあまり行われないようです。
おめでとう!がんばってね!の気持ちを込めて、
・入学祝いを贈る時期はいつ頃?
入園、入学が決まって(3月初旬から)遅くても入学式が行われる1週間位前までに贈りましょう。
入学間近だと忙しいかもしれないので、余裕をもって相手の都合に合わせて渡すか、送りましょう。
受験生の場合、受験が終わって入学するのが確定してから、贈るようにしましょう。
万が一、希望通りの学校に行けなかったという場合は、お祝いの言葉にも注意が必要です。
また場合によっては受験に失敗し、入学をあきらめて就職するということもあります。
その場合は「就職祝い」として贈りましょう。
・入学祝いの相場はどのくらい?
<お金を包む場合>
贈るその子にとってどういう関係か、親しさの度合い、贈り手の年代によって、金額の相場も
違ってきます。一般的な相場をみてみましょう。
☆家族・祖父母の場合
・その子の親・兄弟・姉妹:10,000円 (※兄弟・姉妹でも贈り手が20代なら5,000円)
・その子の祖父母:10,000円~30,000円
☆親戚の場合
・小学校・中学校に入学: 10,000円 (※贈り手が20代なら5,000円)
・高校・大学に入学: 10,000円
☆その子の親と友人・知人の場合
・小学校・中学校に入学:3,000円~5,000円
・高校・大学に入学:5,000円~10,000円
☆その子の親と親しい友人の場合
・小学校・中学校に入学:5,000円
・高校・大学に入学:10,000円
【祝儀袋の書き方】
表書きは、「御入園祝」「入学御祝」「祝御入学」「合格御祝」などが多く使われています。
祝儀袋は、紅白の蝶結びの水引きにします。
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いずれの場合も本人や家族の人に、前もって準備しているか(持っているか)を、事前に
確認したり、希望を聞いてみるのもいいですね。
☆小学生の場合
鉛筆・色鉛筆、地球儀、目覚まし時計、リュックサック、ハンカチなどが喜ばれています。
・鉛筆は濃く柔らかく書ける“2B”がおすすめ。学校が指定していることもあります。
・色鉛筆は、36色や48色など多いものがおすすめです。
最近は、おじいちゃん・おばあちゃんが入学祝いでランドセルや学習机をプレゼントする傾向
があります。この場合の金額は30,000円~50,000円が平均ですので、高額になります。
☆中学生・高校生の場合
電子辞書、図書券(図書カード)、携帯音楽プレーヤー、財布などが喜ばれています。
男の子の場合:スポーツ用品、ゲームソフトなども。
女の子の場合:スポーツタオル(可愛らしいもの)、ポーチなども。
☆大学生の場合
タブレットやノートパソコンなどの家電製品、腕時計など。
一人暮らしを始める人も多く、実用性のあるものが喜ばれているようです。
家族ぐるみで仲良くしているご家庭の子に入学祝いをとお考えなら、一緒に食事会をして、
手作りのごちそうやケーキなどをふるまってあげるのもいいですね。
・入学祝いのお返しは?
収入のない子供への贈り物ですから、本来お返しは必要ありません。
どうしてもお返ししたいときは、「内祝」の表書きで、子供の名前でお返しします。
大事なのは、お祝いをいただいたらなるべく早く、子供本人からお礼の言葉を伝えさせましょう。
子どもがまだ小さい場合には、親が電話でお礼を伝えるか、お礼状を出しましょう。
子どもが自分で書いた可愛らしい字は、微笑ましく読む方も嬉しいものです。
また親しい人へは、お礼を伝えるのと一緒に、お子さんの入学式や学校の制服姿などを写真に
おさめて渡すのもいいですね。
入学祝いは、成長を見守ってきた人にとって、大変喜ばしいイベントなので、おおいにお祝い
してあげたいものです。
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